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めざとい主婦になりたい!うさこのブログ

「強く賢く艶やかに」生きる主婦になるべく、恋に仕事に貯金に奮闘するミドサーのブログ。

大好きとありがとう


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めざとい主婦になりたい!うさこです。


うさこから
みなさんへ、
今日はお金の話よりも
もっと大切なことをお話します。

 

最近、

更新が思うようにならず

ごめんなさい。

 

実は最近、

 

とても大好きな人がなくなりました。

 


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その人とは以前

お付き合いをしていて

 

でもその人には奥さんもお子さんもいて、

他にもたくさんの人に囲まれていて、


私も今の婚約者ができたので

お別れをしました。

 

 

それからも大切な友人ということで

 

どちらともなく声をかけて

時々ご飯を食べたり

近況を報告しあっていました。

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今年になって、

検査があるから入院するんだと言われて、

 

 

今はコロナでお見舞いにも行けないし、

彼も病名を言わないから

すぐ良くなると思ってました。

 

 


その後、

 

入院が延期になったり

病院も違うところに移ることになりました。

 

 

電話すると元気そうだし

大丈夫大丈夫というから

馬鹿みたいに信じてしまっていました。

 

 

入院中に暇だろうからと

毎日のように電話もしていましたが


ある時急に


電話は大丈夫だからと言われました。

 


そうか、家族もいるし

 

迷惑だったのかと思いました。

 


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それから1日1回メールを送っていました。

 

その人はメールをいつも面倒くさがっていたから

返事がないのは昔からでした。

 

でも、

てっきり見てくれているのだと思っていました。

 


ある日、

仕事の合間に時間ができたので

なんとなく電話をしました。

 

久しぶりだねと優しい声が聞こえました。

 


でもその声は

知っている声ではありませんでした。

 


たんがからんでいて、

あまりに弱々しくて、

おじいさんのような声でした。

 

私が何か話をしても上の空というか

まるで聞こえていないようで

 

そして、、

それから

 

彼が何か一生懸命言ってたんだけど

私は何を言っているのかわからなくて

 

ただただ、

うんうんと言って。

 

そして彼がそのまま話すのを止めました。

 

 

元気になったら、

また美味しいもの食べにお出かけしよう。

 

今日はゆっくり休んで、

また明日電話するから元気になってねと言って

 

私はそこで電話を切った。

 

 

私はそこでようやく

この人は

もう死んでしまうのだとわかりました。

 

 

 


それから毎日電話をかけたけれど、

 

電話が繋がることも、

 

電話がかかってくることもありませんでした。

 


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それからしばらく経った朝、

 

彼から電話がきました。

 

 

良かった!と嬉しくなり、

 

そして、ふと思い留まり

 

「…はい」とだけ電話に出ました。

 

 


聞いたことのある女性の声がしました。

 

 

 

"あの人"からでした。

 

 

 


その人は自分の名を名乗り

 

私も同じように名乗りました。

 


そして一言、

 

彼はなくなりました。

 

 

そう彼女は言いました。

 

そして、

 

 

うさこさんていうのね。

 

何度もお電話をいただいていたようで…

 

ありがとうございました。

 


受話器の声が最後に滲んだ。

 

 


こちらこそ、、、

 

 

 

 

言葉が出なくて、


なんとか絞り出しました。

 


ありがとうございました…

 


そして電話を切りました。

 

これ以上、

私がお話できることは何もなかった。

 


正々堂々とお付き合いをしたわけでもない。

 

葬式にすら呼んでもらえない。

 

病名もわからず、

 

いつなくなったかも


わからない。

 

 

 

でも、その中でも

私が一番後悔したことは、


最後の電話で

 

大好きだって、

 

ありがとうって

 

言えなかったこと。

 


こんなに毎日悲しくなるくらいなら

 

耳にタコができるくらい

 

「大好き」

 

「ありがとう」って

 

何度も、何度でも言えば良かった。

 

 

 


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今日も、

 

大切な人といれる時間を

 

大切に過ごそうと思います。

 


聞いてくれて

 

ありがとうございました。